シンスプリント

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シンスプリント

 

 

スポーツをしている人には聞きなじみのある代表的な障害と思いますが、当院ではシンスプリントで困っている選手が多く来院されます。成長期特有の痛みであり、よく聞くものなので放っとけば治ると思い、我慢し続けて運動している選手がいるかもしれません。しかし悪化して疲労骨折になる場合など、より休養期間が長くなり競技復帰が遅れてしまう場合もあるため、スネの痛みで悩んでいる方はぜひ今回のブログを参考にしてみて下さい。

 

 

 

 

シンスプリントは学生のスポーツ選手に多い症状です。とくに中高生に多くみられるもので、数年単位で長い間悩んでいる選手もいます。シンスプリントは脛骨過労性骨膜炎とも言い、名前の通りスネの骨膜に負担がかかり続けて過労状態になっている症状です。走ることが多い競技によくみられ、骨膜や骨自体に何度も負荷をかけ続けることが痛くなる原因です。脛骨(スネ)の中央1/3~下1/3の内側に痛みが出るのが特徴で、進行すると疲労骨折になって競技復帰が遅れてしまう場合もあるため注意しなければならない障害です。

 

 

 

 

骨膜とは骨の表面にある膜で、非常に多くの神経が張り巡らされています。スネをぶつけたときに激痛なのも、この骨膜に強い衝撃がかかったことが理由です。

 

 

シンスプリント

 

 

                    (出典:アロマセラピスト公式テキスト,AEAJ,2017)

 

 

ではなぜシンスプリントが骨膜と関係あるかというと、足を動かそうとしてスネにひっついているふくらはぎやスネ周りの下腿の筋肉が収縮します。その筋肉が骨の強度を超えた力で引っ張り続けるため、炎症を起こし痛みが出現します。学生はまだ骨が完成しておらず、柔らかい状態のため負荷に耐えられず炎症や損傷が起こりシンスプリント状態になるわけです。学生のスポーツ選手は骨よりも筋肉が先に発達するため、骨を強い力で引っ張り続けることで損傷が起こり痛みが出ます。そしてそれはシンスプリントに限らず、さまざまな場所で起こっています。

 

 

シンスプリント

 

 

学生世代のスポーツ選手は筋肉系の障害よりもまだ完成されていない骨のほうに問題が起こることが多くあります。特に野球選手やテニス選手に多く来院いただき、エコーで患部を確認してみると骨に問題が起こっているケースが多いです。野球肘と言われる肘内側の骨のダメージや、オスグッドと言われる膝の痛みも柔らかい骨を筋肉が強く引っ張ることで起きる障害です。過去のブログに野球肘のことをくわしく載せているので参考にしてみて下さい。こちら

 

 

 

 

 

体が完成していない成長期に大きな負担がかかるとさまざまな問題が起こります。骨の強度を超える力や毎日のハードな練習によりトラブルが出やすい世代のため、こまめなメンテナンスは必須です。

 

 

シンスプリント

 

 

 当院ではエコーで骨の状態を確認し、手技アプローチの他に体外衝撃波や電気治療、超音波治療、インソールを使ってのアライメント修正などその状態に合わせて治療を行っています。特に足の過回内(オーバープロネーション)はシンスプリントなど足の障害が出やすくなるため対策が必要です。当院で扱っているインソールはエビデンス※が数多くあり、世界で認められたもので多くのシンスプリントの痛みを改善してきました。痛みの程度や状態は様々なため、それぞれに合った最適な治療を提案します。お困りの方は一度当院にご連絡ください。

 

 

 

 

シンスプリント

 

 

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