体外衝撃波頭出しタイトルのみ全文

　日本運動器SHOCK WAVE研究会に行ってまいりました。

 

 

 

 

 

 

 

　HOCK WAVEとは、体外衝撃波のことです。圧力波の一種です。

　その体外衝撃波を使用した治療法を Extracorporeal Shockwave Therapy （ ESWT）といいます。

　衝撃波とは音速を超えた時に発生するようです。

　イメージとしてはこんな感じ？

 

 

（http://japanese.china.org.cn/culture/2009-06/01/content_17868461_2.htm）

 

 

 

 

　新しい知見、そしてだんだんと色々な症例が出てきています。

　大変勉強になりました。

 

 

 

　まだまだ未知な部分も多いですが、非常に多くの可能性を秘めたものであることも確かです。

　今後の施術に大いに活かしていきたいと思います。

　拡散型体外衝撃波治療器、ショックマスター（圧力波）。

 

 

 

　体外衝撃波治療は結石の粉砕や難治性の足底筋膜炎に対する治療として大病院で使用されている集中型（使用は医師のみに許されている）と、焦点を集束させず拡散させ筋・腱などをターゲットにした、より安全性の高い拡散型があります。

　集束型の体外衝撃波と区別するため、圧力波という呼び方もしています。

 

 

 

　拡散型の体外衝撃波（ショックウェーブ）は物理療法機器として、我々にも使用は許されており、今までなかなか治り難かった傷病に効果があるのではと期待されています。

 

　その効果にエビデンスが出ているものとしては、

　・足底筋膜炎

　・肩石灰沈着性腱板炎

　・野球肘（初期の離断性骨軟骨炎）

　・テニス肘（外側上顆炎）

　・オスグッド病

　・腸脛靭帯炎

　・骨折の偽関節

　・疲労骨折

　・アキレス腱炎

　・ばね指

　・手根管症候群

　・シンスプリント

　等があります。

 

 

　中でも外側型の野球肘OCD（離断整骨軟骨炎）にも初期であれば有効といわれており、そして整形のDr.によっても従来の骨折治療器LIPUS（オステオトロン、アクセラス、セーフス）よりもかなり早く修復されるのではと仰っている先生もみえ、非常に期待されるところです。