めまい メニエール病 良性発作性頭位めまい症(BPPV)

めまい メニエール病 良性発作性頭位めまい症(BPPV)

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 めまいと聞くと多くの人がグルグルと視界が回転するような症状をイメージされると思いますが、どのように発症し、どのような経過を辿るのかよくわからないことが多いのではないでしょうか。

また、めまいを経験された方は全く動けなくなったり、ふらついたり、どうしていいかわからず不安になった経験があると思います。

当院でも症状の程度は様々ですがめまいを訴えられる方がいます。中にはすぐに医師に診てもらう必要がある場合もあるので、判断を間違えないようにすることが重要です。

 

 

 まず、めまいには回転性めまいと非回転性めまいがあります。

 

 

回転性めまい

 自分の身体が空間に対し、もしくは空間が自分に対して回転している感覚

 

 

 これがよくイメージされるめまいの症状ではないでしょうか?身体のバランスや加速度などを感知するセンサーである三半規管や耳石器、また電車に乗っているときに風景を目で追うことができたり、頭を傾けても景色が傾かないように働いている前庭神経に障害があると回転性めまいが起こります。

 

 

非回転性めまい

 空間は回転していないが、クラクラしたりフワフワするなどふらつく状態

 

 

 これに対して非回転性めまいは身体がふらつく状態を言います。脳神経系、筋骨格系、三半規管に障害があると非回転性めまいが起こります。

 

 

 基本的にめまいの発作が起きても一定の期間があれば治りますが、なかなかよくならない場合は治療が必要となりなす。

 

 

(めまいの種類)

・末梢性めまい

・頸性めまい

・中枢性めまい

・心因性めまい

 

 

 このなかでも中枢性めまいはすぐ医師に診てもらう必要があるため、見落としてはいけないめまいです。この中枢性めまいを確認するためのテスト(HINTS)があり、これらを否定できた場合めまいにアプローチします。今回HINTSの解説は割愛します。

 

 

 めまいのなかで圧倒的に多いのが末梢性めまいであり、末梢性めまいは前庭性と内耳性に分かれます。

 

 

前庭性

 前庭性は良性発作性頭位めまい症(BPPV)といわれるもので、耳の中のセンサーとなる小さい石がなにかの拍子に三半規管に入り込むことでめまいが起きます。めまいの全体の10%~40%を占め、ほとんどは2週間~1か月で症状が収まります。

 

 

内耳性

 内耳性にメニエール病があります。これは聞き覚えがあるのではないでしょうか?メニエール病の特徴は、20分~12時間の間に2回以上症状が出る、また聴覚症状(難聴、耳鳴り、耳閉塞感)があります。この症状に当てはまらない場合はメニエール病ではない可能性があるので注意が必要です。

 

 

 多くのめまいはBPPVであり症状は徐々に収まってきますが、なかなか良くならない場合があり、この場合はリハビリが必要となります。

 

 

 症状によりメニューを決めますが、その一例を紹介します。

 

 

 視点を固定して顔を動かす動作や、顔を固定して視点を動かす動作、また急に頭を動かされたときに視点や目の動きがどう反応するかなどのトレーニングを行います。

エコー

 

エコー

 

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エコー

 

エコー

 

 

基本的に症状が強くなる動きがそのまま治療となり、気分が悪くなったり辛い動きになりますが、この機能が回復しないことには症状がなかなか変わりません。そして週に2回、1回につき50分のリハビリを2か月続けると改善が見られたとの報告があり、地道にリハビリを続ける必要があります。

 

 

 なかなか症状が変わらないという方は一度当院にご相談ください。

 

 

 

 

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