バランスWiiボード、重心動揺計化

 ここ1週間、あることにはまってます。

 表題のとおり、バランスWiiボードの重心動揺計化です。

 Wiiはご存じのとおり、家庭用TVゲーム機です。
最近みえた患者さんはWiiのリモコンやバランスボードが置いてあるのをみて、「先生、何遊んでんの!」と思われたかもしれません(汗)。しかし、このWiiのセンサー、かなりのものが搭載してあるようで、大学研究室にある通常180万円程度する重心動揺計と遜色ないとの研究発表もいくつかあるようです。
http://www.mendeley.com/catalog/validity-reliability-nintendo-wii-measuring-standing-balance/
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S096663620900664X
関連
http://www.eonet.ne.jp/~rpt/

 調べてみると、日本でも特に理学療法分野で活用してみえる方が散見されます。
http://www.fukechiba-hp.jp/introduction/effort/wii.html
http://www.eonet.ne.jp/~rpt/
http://www.interaction-ipsj.org/archives/paper2012/data/Interaction2012/interactive/data/pdf/2EXB-48.pdf

 早稲田大学でも研究されてます。
http://www.vision.phys.waseda.ac.jp/students/wii/WiiFit.pdf

 こんなのもあります。
http://netscale.cse.nd.edu/twiki/bin/view/Main/Rehab

 研究室レベルでのフォースプレートとの比較でも十分な信頼性と妥当性。
http://www.bewegingstechnologie.com/wp-content/uploads/downloads/2011/09/science.pdf

 というわけで、連日、深夜まで格闘。
IT得意とは言えない私は、何度も躓き、パソコンを窓から外へ放り投げたくなる衝動を幾度となく思い留まりながら、やっとここまでできました。

 プログラムを提供して頂いた富家千葉病院様ありがとうございます。

 バランスボードを用いての重心動揺計測やWiiリモコンを用いて3次元動作解析ができるようです。これはすごい!

 

 こんなことや

 さらにはこんなこともありかも

高齢者の転倒防止トレーニングやスポーツ選手のバランス能力の向上に役立てられそうです。
そして、その結果を評価し検証していくことが、的確に成果を上げて行くには大切で、必要不可欠なことだと思います。
 とりあえず散布図にしてみました。

時間軸でのグラフ化。

 今回はここまで。
来週は動的バランス能力やフォースプレート化に挑戦!

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