ジュニアのための投球フォーム指導教室
ジュニアのための投球フォーム指導教室:金曜倶楽部のご案内
当院におきましては、肘や肩が痛いなどの投球障害に対して、投球フォームの是正が大切であると考え、フォームの矯正・修正に積極的に取り組んでおります。
また障害の予防・パフォーマンスUPのためにも、医学的に理にかなった動作の習得は必要不可欠です。
特に障害の起きやすいジュニア期に正しいフォームを身につけることは、その後のプレーの向上に大きく寄与いたします。
その為、当院では治療の一貫として、診療時間内に極力みていくようにはしておりました。今後もその方針に変わりはございませんが、残念ながら混雑時には不可能となり、また実際に投げてみないとシャドーピッチングと実際のフォームとは全然違っていたりします。
また、限られた時間の中で、系統だてて改善させていくことも困難で、もどかしい思いもございました。しかし、フォームを改善したいという要望は多くあり、熟慮の結果、診療時間後(20:30位~)ということになってしまいますが、今後金曜日の夜に投球フォーム指導の場を設けることといたしました(少人数制)。
ベッドをどかして、実際にボールを投げていただきます。スモールステップで動作を改善していきます。デジカメで撮った自分のフォームを見ることで、自ら改善すべき点をより意識することができるでしょう。
現在、当院に通院中でない方でも、現在、肩や肘が痛くない方でも大歓迎です。
ご希望の方は、お誘いあわせの上、お気軽にお越しください。
下半身主導のフォームを身につけよう!!
全身(特に下半身)を使ったフォームを身につけることによって障害の予防・パフォーマンス(球速・キレ・コントロール)の向上につながります。
現場では、日常的に「身体の開きが早い!」「肘が下がっている!」「上から投げろ!」等、指導されています。
しかし、肘が下がっていると何故良くないのでしょう?
どこに負担がかかっているのでしょう?
また身体が開いているというのは、どういう状態を指すのでしょうか?
ボールは本当に真上から投げた方が良いのでしょうか?
これらのことを考えたことはありますか?
多くは、昔からそういわれていたから、自分がそう指導されてきたからというのが実際ではないでしょうか。なぜなら、私自身が昔はそうでした。
子どもたちに「肘を上げて投げろ!」といって肘は上がりますか?まず上がらないでしょう。それは肘を上げようとしていないのではなく、上げようと思っても上がらないからなのです。大体はその前の動作に問題があります。その前の動作に問題があるために、上げようと思っていても上がらないのです。それを改善すれば肘は勝手に上がるのです。
肘に限らず他の動作でも同じようなことがいえます。
最近では、スポーツ医学のめざましい発展と検証によって、多くのことがわかってきています。また、様々な投球理論のある中で、非常に理にかなったすばらしいものもあります。
しかし、これらのことを理解している現場の指導者の方々でも、投球フォームに関して一人の子どもだけに注目して指導することは、チームメイトが大勢いる中では、なかなか困難なことなのです。
当院では、これら投球障害・投球フォームの研究会や勉強会に積極的に参加し、障害予防とパフォーマンス向上の研鑽に努めております。
医学的には、現場が考えている以上の事を研究され解析されてきています。
そして、現場の経験論・感性もとても大切なものです。現場と医学の相互理解による協調が大切なのです。
しかし、中にはフォームに関しても、経験論のみで誤った指導をされる場合も、残念ながらあるようです。昔、「練習中は水を飲んではダメ!」という教えがあったように。
昔、バリバリと活躍された方々からすると「お前らなんかに何が分かる!」と思われるかもしれません。しかし、昔活躍されていた方ほど、感性・感覚(セン ス)で身体を動かしており、我が子に身体の動きを理論的に教えることは中々難しいことなのです。まさに、「名選手名コーチならず」なのです。
「なぜ肘を上げない!、上げろといっただろう!」と怒鳴っていませんか?
インストラクショナル・デザイン(ID.)という学問があります。細かくは、いつかこのブログにて紹介したいと思いますが、簡単にいえば、「教え方」の学問です。今まで「教えてもらうこと」、「教えること」は日常的にあったと思いますが、「教え方」を習ったことのある人は少ないのではないでしょうか。IDのスモールステップ、即時フィードバックの原則に従って、効率良く動作を習得していきましょう。
ブログ・目次
- 腰痛(6)
- 椎間板ヘルニア(4)
- 坐骨神経痛 梨状筋症候群(1)
- 腰部脊柱管狭窄症(3)
- 腰椎分離症(4)
- 変形性股関節症 臼蓋形成不全(1)
- 四十肩・五十肩(8)
- 石灰沈着性腱板炎(1)
- 肩こり 頚肩腕症候群 姿勢不良(1)
- 頚椎症性神経根症(1)
- 野球肩 野球肘(25)
- リトルリーガーズショルダー(1)
- 腱板損傷(2)
- 胸郭出口症候群(TOS) 野球(1)
- ベネット病変(骨棘)、投球障害肩(1)
- 変形性膝関節症(2)
- オスグッド(1)
- シンスプリント(1)
- 肘内障(1)
- 足底腱膜炎(足底筋膜炎)(1)
- 上腕骨外側上顆炎(テニス肘)(2)
- ばね指(1)
- めまい メニエール病 良性発作性頭位めまい症(BPPV)(1)
- 橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)(1)
- ジョーンズ骨折(1)
- イズリン病(Iselin、第5中足骨粗面) (1)
- 顎関節脱臼(1)
- 栄養(2)
- 低酸素トレーニング(加圧トレーニング)(2)
- 超音波骨折療法(LIPUS)(2)
- 体外衝撃波(2)
- 立体動態波 ハイボルテージ(1)
- スーパーライザー(2)
- 投球フォーム指導(38)
- パーソナルトレーニング(3)
- コンディショニングスペース(2)
- 酸素カプセル(6)
- トレーナー活動(7)
- 日本超音波骨軟組織学会(JSBM)(25)
- 東海野球傷害研究会(5)
- 健康管理士(3)
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)(3)
- 特別施術(5)
- LPST(腰椎・骨盤安定化)プログラム(8)
- 学び(41)
- お役立ち情報(20)
- 野球(12)
- 大学院(6)
- 当院セミナー、勉強会、講師(9)
月別アーカイブ
受付・施術時間 (予約制)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | - | ○ | ○ | ○ | - |
午後 | ○ | ○ | - | ○ | ○ | ○ | - |
午前9:00~12:00
午後4:00~8:00
(土曜、日曜午後は7:00まで)
祝祭日施術有り。
(大型連休を除く)
休院日
水曜・日曜
*急患の場合はこの限りではありません。お電話して下さい。
所在地
〒502-0909岐阜県岐阜市
白菊町5-10
駐車場あり
058-297-1779