投球障害 【鞭打ち・腰痛・交通事故治療はヤマモト整骨院へ】

学び

 第一回S&Hラボ コンディショニングセミナー行ってまいりました。

 ●投球障害の治療とコンディショニング         みどりクリニック  瀬戸口芳正先生
●投球障害の測定と評価                  みどりクリニック  野呂吉則PT
●肩甲骨周囲筋群のベーシックエクササイズ     みどりクリニック  百済はつえ先生

 みどりクリニック 瀬戸口先生は中日ドラゴンズの選手達を筆頭に数多くのプロ選手を診る、スポーツドクターであられます。

 今回は投球障害の治療とコンディショニングと題して、野球の投球障害の中で最も多い関節内インピンジメントについてバイオメカニクスと病態、及び同じくみどりクリニックの野呂・百済先生による測定と評価、エクササイズについて拝聴させて頂きました。

 関節内インピンジメントは投球時の最大外旋時(MER)に上腕骨が肩甲骨面から30°水平外転し、前方移動すると過角形成が起こり上腕骨頭が肩甲骨関節窩と衝突し発生します。

 その時(最大外旋時)、過角形成を起こさないようにするには肩甲胸郭関節、いわゆる肩甲骨の柔軟性と機能が非常に大切であり肩甲胸郭関節が上方回旋しての適切なMERがとれれば肩甲上腕関節が過外旋せず障害は発生しづらい。また、上半身が反体側股関節を中心にして動く為、反体側の下腹部に力がかかり下半身で投球腕を引っ張れるので運動連鎖が上手くいき腕の力に頼らず腕を振れるのでスピードが出、パフォーマンスアップにつながるとのことでした。

 また不適切なMERだとThrowing planeとElbow planeが一致せず、肩には外旋、肘には外反トルクが発生し、内側型野球肘や後方型、強いては離断性骨軟骨炎の発生原因になるとのことでした。

 一般的に皆、野球経験者であれば、肘下がり・手投げ・体が早く開く等が良くないということは周知であります。しかし、肘が下がっている、手投げ等はどういうものなのか本当の意味で理解している人は少ないのではないでしょうか?

 適切なMERの獲得。その実現の為にS.I.C.K Scapulaの評価を行い、エクササイズによって解消させる。とても有意義で為になる一日でした。

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