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菅谷系勉強会 in 岐阜  桂良太郎氏セミナー

カテゴリ: 学び

 


 桂良太郎氏のセミナー行って参りました。

 

 

 噂に違わず素晴らしい人柄とセミナー内容でした。

 

 

 今、旬の“movement”、疼痛の改善やパフォーマンスの向上のために、適切な動作を身につけることは必要不可欠。

 その正しい動作(movement)を身につけるために、評価の大切さ、改善計画の立案、コレクティブエクササイズ選択の引き出しの多さの必要性を再認識させていただきました。そしてベースとしての呼吸の重要性と大切さも再認識させていただきました。

 

 

 このような超有名トレーナーの素晴らしいセミナーを岐阜の片田舎で受けられることはそうそうございません。

 また、Dr、PT、柔整師、トレーナーなどが一堂に会して勉強させていただくこともなかなかある機会ではございません。

 

 これからは、一人の患者様もしくはクライアントのために、Drを中心として皆がチームとしてその方を改善させていくという素晴らしい方向に向かっていると思います。

 

 このような場を企画され、そしてお誘い下さいましたT.Dr、本当にありがとうございました。

肘関節(野球肘)特別セミナー

カテゴリ: 当院セミナー、勉強会、講師

 柔道整復師(接骨院・整骨院)向けエコーセミナーのご案内です。

 

 僭越ですが、講師務めさせていただきます。

 

 

 主催 : 株式会社エス・エス・ビー https://www.sanshiro-net.co.jp/home/

 

お申し込みはこちらから

 

 

 

 

-トータルコンディショニングラボ-

ヤマモト整骨院

 

〒502-0909 岐阜市白菊町5-10

☎058-297-1779

早稲田大学大学院 人間科学研究科 卒業(修了)式

カテゴリ: 大学院

 遅くなりましたが、卒業式の様子です。

 学部時代には出席できなかった卒業式、堪能してきました。しかし相変わらずの雨男、最後まで雨に祟られます。

 


 晴れの日に撮った大隈講堂のせておきます^^

 


 その大隈講堂に卒業生入り口から入ります。

 

 

 もうすぐ50才のおっさんはどうみても保護者ですが、決して保護者控え室へ誘導されてはいけません。

 


 

 素敵なチア達が祝福してくれます(容量オーバーで動画のせられないのが残念)。

 

 


 お世話になった先生方

 

 

 鎌田総長のありがたいお話をいただきました。

 

 

 藤本学術院長、西村先生のありがたいお話いただきました。

 

 

 


 卒業生挨拶。

 

 

 博士号取得者表彰。

 

 


 最後に応援団の号令のもと、皆で紺碧の空&校歌を斉唱し興奮冷めやらぬまま終了。

 


 学位記いただいてまいりました。

 

 

 

 


 帰りにはなんと新幹線でサンコンさんとご一緒!サンコンさんにも祝っていただきました^^

 

 

 

鈴木秀次教授、最終講義&御退官記念祝賀会

カテゴリ: 大学院

 少々以前のトピックではありますが…

 

 大学院生生活では鈴木秀次研究室に所属しておりました。

 鈴木秀次研究室は、人間科学研究科の健康・生命医科学領域にあり、人間の動きの研究である神経筋制御・バイオメカニクス研究室でした。早稲田大学人間科学部および人間科学研究科で一番多くのゼミ生を輩出されたと聞いております。現メジャーリーガーの青木宣親選手は先生ご自慢のゼミ生の一人です。

 

 研究室の諸先輩方は大変優秀な方々が多く、諸大学の教授職に就かれている方はもとより、各機関で精力的に活躍されています。野球関係も多く、イチロー、山本昌が心酔していることで有名な初動負荷理論を提唱した小山氏や数年先輩で私もアドバイスいただいたことのある方は、現在では東京大学大学院であの桑田氏と野球の研究をされています。私自身も稚拙ではありますが学部時代は腰部の傷害と大腰筋の関係、院では野球競技と大腰筋の関係を研究させていただきました。

 

 その神経筋制御・バイオメカニクス鈴木研究室のボス、鈴木秀次教授がこの3月で御退官されます。30年間早稲田一筋だったそうです。本当にご苦労様でした。そしていろいろご指導いただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 そんな鈴木研最後の院生が私です。こんな私で良いのかと思いつつ、明日はとうとう卒業(修了)判定です。

 

 最後に先生の御勇退記念、総監訳本を紹介しておきます。

 H29年2月の発売です。

 

 先生がWashington大学院生時代の朋友であられるRoger M. Enoka先生の著書。鈴木研の優秀な先生方が監訳されました。もちろん私など参加できません。

 

 


 

 定価5,500円+税です。お値打ちです。よろしくお願い致します^^

 

修士論文提出

カテゴリ: 大学院

 こんにちは。
 またまた久しぶりの更新になってしまいました。

 

 1月は大学院生としての集大成である修士論文関連などで臨時休診が多くなってしまい申しわけありませんでしたm(_ _)m

おかげさまで稚拙ながらも提出完了することができました。

 そして先般には緊張の修士論文公開審査会も執り行わられ、なんとか無事完遂することができました。

 

(公開審査会後、ボス鈴木秀次教授と)

 今後は臨時の休診少なくなると思われます。

 どうぞよろしくお願い致します。

日本野球科学研究会

カテゴリ: 学び

 12/3(土)、4(日)は仕事をお休みいただいて、大学院生として日本野球科学研究会に行ってまいりました。

 

 


 

 野球は日本では昔から人気のあるスポーツでした。しかし、近年ではその人気にも陰りが見え、野球人口の減少など先行きを不安視する声が大きくなってきました。それは少子化だけが原因とも言い切れず、従来からの経験則のみに基づく強権的な指導や旧態依然とした野球界の体質にもあると言われています。ゆえに近年のサッカー界に代表されるように、野球界も指導者の免許制度や科学的な根拠に基づく指導法、トレーニング法を構築していくことの必要性が唱えられています。戦後より日本の中で野球は絶対的な人気を誇っておりました。しかしそれが逆に胡座をかく結果となり、近年の野球危機を迎えているのかもしれません。

 

 

 日本野球科学研究会は、そんな野球界の今後の発展を願って発足している会とのことです。

最近では、今回、特別講演を行った桑田氏をはじめ、元プロ選手がスポーツ科学を大学へ学びに行き出しました。皆様ご存じの通り桑田氏は、早稲田大学大学院を出て、現在は東京大学大学院で研究活動を行っています。この両日も元メジャーリーガーで日ハム投手コーチの吉井氏や日ハム、中日に在籍していた木下氏が研究会にみえてました。もちろん皆超一流選手なのですが、自身がスポーツを行うことと、教えることとは別物であり、今後、指導者になる上で、スポーツ科学やコーチングを学ぶことの必要性を感じているようです。吉井氏は日ハム投手コーチをしながら筑波大学大学院で学んでいます。その他にも元ソフトバンク監督の工藤氏や元ジャイアンツの仁志氏も現在筑波大学大学院で学んでいます。

 

 

 この研究会は学術的な要素が強いため、内容をここに記すことは出来ませんが、内容は特筆的に面白かったです。もちろん面白いと言うのは笑える面白さではなく、わくわくするようなそして大変勉強になる面白さです。それはやはり現場のプロ選手達がアカデミックな世界に入ってきたからなのだと思いました。今までは、研究者は研究者の世界、現場は現場の世界、医療界は医療界の世界の中での話しをし、お互いの話しは通じ合わなかったのです。しかし最近ではこのように三者が三様の立場のみの考えにとらわれず、このような場でお互いの考えを理解することができるようになったことが大きな要因と思われました。

 

 

 余談ですが、桑田氏とは同い年です。

 実はこうみえても高校時代にボクも野球をやっており、桑田氏と練習試合をしたことがある........................................ひとと練習試合をしたことがあるというのがボクのひそかな自慢です笑

 

日本超音波骨軟組織学会(JSBM)

カテゴリ: 日本超音波骨軟組織学会(JSBM)

 昨日は、日本超音波骨軟組織学会(JSBM)に出席してまいりました。

 

 芦屋中央病院 整形外科医迫田先生は、スポーツドクターでもあられ、基本的には運動連鎖の改善を主眼とした保存療法を中心に、器質的問題に対しては鏡視下手術を得意とされ、肩・膝や股関節のFAIなど精力的に活躍されてみます。

 

 今回は肩の解剖と関節鏡のお話、大変勉強になりました。

 

 出席する度に勉強不足を痛感し、気を引き締められる学会です。

 

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 プログラム

 9:15~9:50 受付

 9:50~ 10:00  開会の辞・連絡事項 / 富田 孝次 賛助会員(茨城県)

 10:00~11:30  基調講演の部 / 座長:金田 晋 学会理事 (愛知県)

 『肩関節の鏡視解剖〜関節鏡で見る肩関節の世界〜』
 地方独立行政法人 芦屋中央病院 整形外科
 迫田真輔 先生

 

 11:30~12:30  症例発表の部 / 座長:山田 直樹 学会理事 (愛知県)

 Bennett病変、一症例
 山本  幸治(岐阜県)
 手指の骨折において超音波診断装置が有効であった1症例、
 超音波診断装置で評価が困難であった2症例
 前田  尚利(三重県)
 エコー新機種を使ったエラスト及びドプラーの読み方
 渡辺 正哉(愛知県)
 パネリスト:金田 晋(愛知県)、渡辺 正哉(愛知県)、奥村 卓巳(愛知県)

 12:30~13:30  昼食休憩 

 

 13:30~15:30  教育セミナーの部 / 初級編 観察部位 -「 肩関節 」-

 講師:奥村  卓巳(愛知県)

 インストラクター:山田 直樹(愛知県)、金田 晋(愛知県)、 渡辺 正哉(愛知県)、
 山本 幸治(岐阜県)、前田 尚利(三重県)
他、基礎運動器系超音波技師 資格取得者

 

 15:30~15:50  Q&Aコーナー

 座長:山田  直樹  学会理事 (愛知県)、金田    晋 学会理事 (愛知県)
 パネリスト:渡辺 正哉(愛知県)、奥村 卓巳(愛知県)

 

 15:50~15:55  アンケート記入

 

 15:50~16:00  閉会の辞 / 賛助会員 富田 孝次(茨城県)

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所沢キャンパス散策

カテゴリ: 大学院

 先日、大学に行った際、時間に余裕がありとても天気が良かったので、スクールバスに乗らず写真を撮りながら研究室まで歩いて行きました。

 

 到着しました。

 やはり田舎ですね^^

野球肘・野球肩

カテゴリ: 学び

 先日の土曜日は午後の受付をお休みさせていただいて、「第3回岐阜スポーツ整形外科研究会」に出席してまいりました。

 突然のお休みをいただき、ご迷惑をおかけしました皆様には大変申し訳ございませんでした。

 


 

 特別講演の山崎哲也先生は、スポーツ障害特に野球肘・肩に関してのご高名な先生です。今回の「成長期における肩・肘スポーツ障害の診方」と題しての、その数多くの経験談を元にしたお話には大変勉強になりました。

 

 横浜ベイスターズのスポーツドクターでもあられる関係から、「成長期における肩・肘スポーツ障害」といっても、主に成長期野球少年の肩・肘の投球障害のお話です。

 

 投球障害を診る場合、どの専門医も共通して訴えるのは、肩・肘単体を診るだけでなく、全身をしっかりと診る必要があるということです。

 投球動作は下肢で発生した力を体幹、肩、肘、指先へと伝達し、最終的に末端を作用させる運動連鎖で成り立っています。そのため、肩肘障害の根本原因を探るためには肩甲帯を中心とした全身の機能を診る必要があるわけです。

また成長期の子どもを診る場合、暦年齢と骨年齢の関係を考慮しておく必要があります。成長期の骨年齢には2~3年の幅があるとされています。すなわち、同じ10歳であっても早熟の子の骨は11~12歳くらいになっている子もいるし、まだ9歳以下の子もいるということです。なので同じ年齢だからといって同じ練習を課すことのリスクも考える必要があるということです。

 

 投球障害を診るチェックポイント(山崎先生)

 1. 肩甲胸郭関節

 2. 肩甲上腕関節

 3. 体幹・下肢

 4. 投球フォーム

 5. 投球回数・時間

 

 1. 肩甲胸郭関節

 ・肩甲骨下方偏位・上方偏位

 ・肩甲骨周辺の形態変化{棘下筋萎縮・肩甲骨下角周囲腫瘤(滑液包炎)}

 ・Elbow push test、Elbow extention test

 

 2. 肩甲上腕関節

 ・肩甲上腕リズム

 ・腱板機能テスト(Ssp test、Emptycan test、Fullcan test、Lift off test等々)

 ・後方タイトネス(CAT、HFT等々)

 ・関節弛緩性

 

 3. 体幹・下肢

 ・骨盤後傾位

 ・ステップ足、内旋可動域低下

 

 4. 投球フォーム(後方タイトネスなど体の機能を先に治す必要)

 ・ワインドアップ期 : 骨盤位

 ・コッキング前期 : 肘の位置

 ・コッキング後期 : 肘下がり

 ・フォロースルー期 : 股関節

 等々

 

 5. 投球回数・時間

 ・日本臨床スポーツ医学会ガイドラインの周知

 

 

 具体的疾患

 

 ○肩

 ・上腕骨近位骨端線障害

 石灰化の停滞、脱灰の繰り返し。

 肩甲帯を含めた全身的運動機能の低下を診る必要がある。

 ○肘

 ・上腕骨内側上顆障害

 ・MCL(AOL)の牽引

 ・回内屈筋群の牽引

 ・多くは剥離骨折ではなく骨化障害

 ・骨片残存は良くないか?-プロ野球選手の33%に残存

 ・外側部、上腕骨小頭障害(OCD)

 ・エコーが有効

 ・エコーによる検診の必要性、重要性

 ・先天的、内因的要因もあるか(受動喫煙に注目)

 ・一発での外傷性OCDもある(あまり投げていない子、急に投げ始めた子、等々)

 ・フリンジ(滑膜ヒダ障害)は子どもにはない

 ・握力や手関節機能低下との肘障害との関連性

 

 以上

 大変勉強になりました。今後の施術に役立てていきたいと思います。

水分補給について

カテゴリ: お役立ち情報

 梅雨も明け、8月に入り、非常に暑い日が続いていますね。

よりいっそう熱中症にご注意下さいませ。

 

 スポーツ活動時の水分補給について患者様より質問がありました。その際の私なりの返答を皆様に共有したいと思います。

 

 Q. スポーツドリンクは薄めて飲んだ方が良いと聞いたけど本当ですか?

 

 A. 通常のスポーツドリンクは成分が体組成に近く作られており、水分補給としてはやはり最適だと思います。しかしあまりたくさん取り過ぎると急性の糖尿病状態になってしまう恐れも無くはありません。糖分が含まれているのは腸での水分の吸収が良くなるからです。多くのスポーツドリンクは糖分6%前後です。4~8%位の糖分含有量が水分吸収を促進させると言われています。しかしここで落とし穴です。これはあくまでも通常時での話しです。運動をしていると、今まで胃や腸などの内臓に回っていた血液が、筋肉などの体表面状に多く回り出します(筋肉を動かすために)。すると胃や腸の循環血液量が減って、胃や腸の働きが低下します。そこへ6%の糖分を含んだスポドリは胃や腸へ負担をかけることになります。負担をかけるとともに吸収率が悪くなります。吸収率 が悪くなるのは腸での浸透圧が下がるからです。運動時の浸透圧は(まだ研究の段階ではありますが)2%位といわれています。すなわち激しい運動時は2%の糖分を含有したスポドリが良い!ということになります。6%では内臓に負担をかけると共に、水分吸収率も悪く、水分を取っている割に吸収されていないということになり、その分たくさん摂取することになってしまいます。そうすると当然糖分もさらに多く摂取してしまいます。
ポカリやなんかはアイソトニック飲料っていいますね。それはアイソトニック=等張性という意味です。浸透圧が一緒!ということです。運動中はハイポトニックが良いです。ハイポトニック=低張性という意味です。今ではハイポトニック飲料も売ってます。しかし少々お高いですね。なので結論としては薄めて飲めば良いということになります。薄める割合は大体半分くらいでしょうか。

 

 ついでに摂取のタイミングの話しもします。よく運動30分前に500mlの水分を取れといわれます。それは、通常の6%前後のスポドリを想定していて、体内にそれくらいの時間をかけて吸収されるからです。ゆえに、運動前にはアイソトニックを30分前に500ml摂取。運動中はハイポトニック(半分に薄めたスポドリ)をのどが渇いたと感じる前に摂取することが宜しいかと思います。

 

 

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