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レーザー光線治療、スーパーライザー、星状神経節近傍照射。

カテゴリ: スーパーライザー

 当院では、レーザー光線治療であるスーパーライザー

(http://www.tokyoiken.co.jp/product/)も積極的に使用しております。

 

 

 

 

スーパーライザーは直線偏光近赤外線治療器といわれています。


①直線偏光処理した光は傷を早く治す力がある。
②近赤外線は体の中に一番深くまで届く光である。


(東京医研(株))最新のスーパーライザーPXはパルス照射を採用することで、最高10Wの高出力が可能となり、深い患部まで確実に到達し複数の波長帯に係る生体効果が期待できるようです。筋、神経や関節の痛みの除痛はもとより、皮膚科領域や歯科領域、麻酔科領域(ペインクリニック)などでも多くの報告(http://www.tokyoiken.co.jp/library/up_img/1245642224-247260.pdf)があり、採用されています。

 

 

 特に痛みに対して治療を行うペインクリニックでは、星状神経節ブロック療法がありますが、ノドの近くにブロック注射を打つため、体への侵襲が否めず、より安全なスーパーライザーを使用した星状神経節近傍照射が有名です。

 


 人間の体はストレスを受けると、自律神経の交感神経が興奮し血管を収縮させます。
血管が収縮し血流が滞ると、さまざまな痛みや体の不調が出現するといわれています。星状神経節ブロックや星状神経節近傍照射は、この交感神経過緊張状態を緩和し免疫力や自然治癒力を増大させ、種々の症状を緩和に導きます。

 

 

 また他にも、交通事故などによるムチウチでの頑固な症状に対するK点ブロックなど、スーパーライザーの応用範囲は多岐にわたります。

 

 

 当院では、最新のスーパーライザーPX TypeⅡを採用し施術の一助としております。

 

 

バランスWiiボード、重心動揺計化

カテゴリ: その他

 ここ1週間、あることにはまってます。

 表題のとおり、バランスWiiボードの重心動揺計化です。

 Wiiはご存じのとおり、家庭用TVゲーム機です。
最近みえた患者さんはWiiのリモコンやバランスボードが置いてあるのをみて、「先生、何遊んでんの!」と思われたかもしれません(汗)。しかし、このWiiのセンサー、かなりのものが搭載してあるようで、大学研究室にある通常180万円程度する重心動揺計と遜色ないとの研究発表もいくつかあるようです。
http://www.mendeley.com/catalog/validity-reliability-nintendo-wii-measuring-standing-balance/
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S096663620900664X
関連
http://www.eonet.ne.jp/~rpt/

 調べてみると、日本でも特に理学療法分野で活用してみえる方が散見されます。
http://www.fukechiba-hp.jp/introduction/effort/wii.html
http://www.eonet.ne.jp/~rpt/
http://www.interaction-ipsj.org/archives/paper2012/data/Interaction2012/interactive/data/pdf/2EXB-48.pdf

 早稲田大学でも研究されてます。
http://www.vision.phys.waseda.ac.jp/students/wii/WiiFit.pdf

 こんなのもあります。
http://netscale.cse.nd.edu/twiki/bin/view/Main/Rehab

 研究室レベルでのフォースプレートとの比較でも十分な信頼性と妥当性。
http://www.bewegingstechnologie.com/wp-content/uploads/downloads/2011/09/science.pdf

 というわけで、連日、深夜まで格闘。
IT得意とは言えない私は、何度も躓き、パソコンを窓から外へ放り投げたくなる衝動を幾度となく思い留まりながら、やっとここまでできました。

 プログラムを提供して頂いた富家千葉病院様ありがとうございます。

 バランスボードを用いての重心動揺計測やWiiリモコンを用いて3次元動作解析ができるようです。これはすごい!

 

 こんなことや

 さらにはこんなこともありかも

高齢者の転倒防止トレーニングやスポーツ選手のバランス能力の向上に役立てられそうです。
そして、その結果を評価し検証していくことが、的確に成果を上げて行くには大切で、必要不可欠なことだと思います。
 とりあえず散布図にしてみました。

時間軸でのグラフ化。

 今回はここまで。
来週は動的バランス能力やフォースプレート化に挑戦!

日本超音波骨軟組織学会(JSBM)

カテゴリ: 日本超音波骨軟組織学会(JSBM)

 昨日は日本超音波骨軟組織学会(JSBM)の総会に行ってまいりました。
会場の国際展示場は新橋から「ゆりかもめ」に乗って行きます。

 「ゆりかもめ」は無人で動いているらしい。
おのぼりさんの私は、お約束の一番前に乗り、ちょっと恥じらいながらも、写真パシャパシャ。

 

国際展示場(通称:東京ビックサイト)は、何か他のイベントもあったらしく、朝からすごい人でした。
それも、よくみるとなんと女性ばかり♫

つい、そちらの方へ引き寄せられながら、

誘惑に打ち勝ち、ちゃんと、評議員としての仕事とお勉強をしてきました。

朝日スポーツセミナー

カテゴリ: 学び

 一昨日は、村上記念病院で行われた朝日スポーツセミナーに出席してきました。

 やや馴染みが少ないと思われる投球障害時のQLSS(四辺間隙腋窩神経絞扼)や、TOS(胸郭出口症候群)の大変興味深いお話を聞くことができました。

 TOSは若年者であっても意外に多く、見逃され易いと理解しました。

 また新たに見ていかなければならない視点が増えました。

 

投球フォーム改善指導

カテゴリ: 投球フォーム指導

 中学2年生、チームメイトからの紹介です。
 2時間かけて来ていただきました。

 並進運動からの回転運動。膝・股関節・体幹・肩・肘どのように使っていけば効率よく動作し、最大限の回転運動とリリースに繋げられるか説明し、指導させていただきました。

 

 

 

後方からです。

 

 

 

 動作取得の早い彼、まだまだ、改善の余地がありますが、1回目なら充分ではないでしょうか。

 *許可を得た方のみ掲載しています。

 投球フォーム改善指導はこちら

関西肩コラボレーションミーティング(KKCM)

カテゴリ: 学び

 9/29の日曜日は、関西肩コラボレーションミーティング(KKCM)に行って参りました。

 そうそうたる先生方、興味深いtopicもあり、大変勉強になりました。

 今後の、日常の診療に役立てていきたいと思います。

 

投球フォーム改善指導

カテゴリ: 投球フォーム指導

 投球フォーム改善指導を行ったご兄弟の親御さんからこのようなメールをいただきました。
 とてもうれしく思うとともに、多くの方々の実情を象徴しているコメントで、皆さまの一助になればと思い、許可を頂きましたので、転載させていただきます。

 ここから
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 大変お忙しい所、急なご無理を聞いて頂きありがとうございました。

 山本先生の一言ひとことに込められた納得性と信頼性の高いご指導に妻も子供達も不安から解消されて、気持ちが充実しております。

 多くの人は、崩れたフォームに気付けなかったり、気付いてもどうやって修正したら良いのか分からないと思います。

暫く目を離している間に取り返しのつかない状態になってしまった兄にも希望の光が見えました。

 本当にありがとうございました。

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 ここまで

 特に、

 >多くの人は、崩れたフォームに気付けなかったり、気付いてもどうやって修正したら良いのか分からないと思います。

 ここの部分で、

 多くは何か変だけど、どこがどうおかしいのか具体的には分かっていないことが多いです。

 昔、親御さんご自身がかなりのレベルまでやられていた方でも、ご自身の感覚的な部分でやってきたことが多く、“開きが早い”とか“手投げ”状態になっていることは分かっても、具体的にどこがどうなっているから、身体が開いている、もしくは、開いているということ自体がどのような現象を指しているのか理解している方は少ないように感じます。

 指導していると、ある一つの動作をすぐに取得できる選手とそうでない選手はいます。それでも根気よく続けること、また違う視点からアプローチしてみると、すんなりとその動作ができてしまったりすることもあります。同じ現象を改善させるにしても、やり方は一つではないということ。逆に言えば通り一遍の指導でも良くないともいえます。それらは指導する側の引き出しの多さということになるでしょうか。
 中にはちょっとイメージが狂ってしまっている子もいるのです。

 上手な子、器用な選手は自由にやらせておけば良いのです。勝手に上手くなっていきます。こういう子に口の出し過ぎはよくありません。壁にぶつかったとき、助言を求めてきたときにヒントやアドバイスをしてあげれば良いのです。

 いずれにしても、投球動作の原理・原則を理解して、そこから逸脱している部分を的確に見抜き、修正していけば、必ず変わってもきます。

 小学生であっても、高校生であっても、何故この動作が良くて、これが良くないのか、どうしてこのように動いた方が良いのか、具体的な例を挙げるなどして極力説明するようにしています。
 それは、メカニズムを理解していないと意味、効果も薄れてしまうからです。
 感覚だけでは、いつか壁にあたったとき、本人の中で修正できなくなってしまいます。マウンド上では、誰も助けてはくれないのです。

 元阪神タイガーストレーニングコーチの前田健氏は著書の中でこのように述べています。
 「現状の曖昧な『感覚的技術論』を、具体性のある『動作の仕組みに基づく技術論』を理解し直し、そうした技術の捉え方を、もはや当たり前のものとして広く普及させ根付かせていくこと。これは、一刻も早く変えていかなければならない野球界最大の課題です。
 『動作の仕組み』が広く理解されるようになることで、これまであったようなやるべき動作への誤解がなくなり、上達への道筋も明確に見え、一生懸命に努力する選手が素質に恵まれた選手と互角に競い合える。このような野球界に絶対にしなければなりません。」(バッティングメカニズムブック、ベースボールマガジン社)

 今までは、感覚の鋭い子だけが生き残っていきました。これからは正しい努力をした子が生き残る時代になって欲しいものです。

投球フォーム改善指導

カテゴリ: 投球フォーム指導

投球フォーム改善指導

 

 *許可を得た方のみ掲載
時間応相談、平日夜でもOK

冷やすべきか、温めるべきか

カテゴリ: お役立ち情報

夏休みも終わり、小・中学生のお子様をお持ちのお母様方は、お昼ご飯の心配もなくなりホッと一安心といったところでしょうか(^^)
 夏の甲子園では三重高校が準優勝、大垣日大も歴史に残る8点差逆転、社会人野球では西濃運輸が優勝など東海地方、特に岐阜の大垣が熱いですね。

 ★冷やすべきか、温めるべきか

 よく患者さんより、このような場合、冷やすべきか温めるべきか、どっちが良いのか分からなかったということが聞かれます。

 冷やす効果には、腫脹を軽減し炎症を鎮める働きがあります。温めるのは、循環の改善、血行促進などがあげられます。

専門的には、冷却することにより、腫脹による周辺組織への二次的低酸素障害を防ぐなど重要な働きがありますが、大まかには、急性のケガは冷やし、慢性の障害には温めると思っていただければ良いでしょう。打った、捻ったなど原因があって急に痛くなったものは冷やす、徐々に痛くなってきたもの、前から痛いものは温めると考えていただければ良いかと思います。

 しかし、中にはどちらとも言えないものもあります。そういった場合は、どちらかをやってみて楽になる方、気持ちの良い方を選択すれば良いでしょう。無責任に聞こえるかもしれませんが、実際に推奨されている方法です。慢性の障害でも冷やした方が楽になる場合もあります。しかし、急性の場合は、温めると悪化する恐れがありますので、先ずは冷やすと考えた方が良いでしょう。結果的に急性の場合であっても炎症がそれほどでもなく温めた方が良かったという場合もありますが、その場合は大きな問題とはなりません。

ACL(膝前十字靱帯)損傷、第1回中日本スポーツ医学セミナー。

カテゴリ: 学び

 7/13(日)、午後は第1回中日本スポーツ医学セミナーに出席してきました。

 講師は名古屋市立大学整形外科の野崎正浩先生。
膝のACL(前十字靱帯)損傷を中心として、半月板損傷などの診断と治療、リハビリテーションについてお話をいただきました。

 特に膝のドライモデルを使用しての半月板縫合術や切除術、ACL(前十字靱帯)の二重束再建術の実演をいただき、とても勉強になるとともに、その手さばきは圧巻でした。

 ACL(前十字靱帯)損傷や半月板損傷は、スポーツ現場や我々の日常の診療においても頻発する傷害です。手術後のリハビリテーションを我々にお任せいただくこともあり、手術適応の的確な判断とともに、その後、患者さんにとって最適なリハを進めていく上でも医師との連携、指導いただくことは欠かせません。

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