ブログ

セミナー(腹横筋収縮の観察)

カテゴリ: LPST(腰椎・骨盤安定化)プログラム

 先週の水曜日は、吉村接骨院での吉村真治先生主催のプライベートセミナーでした。

 

 吉村真治先生は運動器に関しての幅広く深い、しっかりとした知識を有されている方で、運動療法を主体とした施術を行い、小学生からプロアスリートまで数多くのスポーツ選手をサポートされている博識な先生です。

 

 私は普段は専ら御教授頂いている立場ですが、このときばかりは「腹横筋の観察」と銘打って進行を努めさせていただきました。

 

 

 

 

 エコーによる腹横筋収縮の観察をメインに腰椎安定化機構(LPSTプログラム)としてのドローイン、ブレーシングの位置づけ、インナーマッスル、体幹トレーニングについてなど、ディスカッションさせていただきました。

 

 

 

 

 吉村先生はじめ他の先生方の豊富な知識にはいつも驚かされ敬服いたしますが、この日も新たな知見も学ぶことができとても有意義な勉強会となりました。

LPST(腰椎・骨盤安定化)プログラム、初回無料!

カテゴリ: LPST(腰椎・骨盤安定化)プログラム

 何事も新しいことに挑戦する時は不安なものです。

 

 その不安を解消する為、また、多くの人に運動療法の必要性を知っていただきたく、当面の間、LPSTプログラム初めての方に、初回無料(通常4,800円)にて行なわさせていただきたいと思います。何か追加料金が発生するようなことはございません。強制されることもございません。ただ本当に必要とされる人に知ってもらいたいだけです。

 

 通常の一般診療時間内に予約して下さい。

 

 ご不明な点、何かお聞きになりたいこと等、ございましたら遠慮なくお電話下さい(058-297-1779)(予告無く変更することもございます。あらかじめご了承下さい。)

 

 追記 : 平成23年12月30日をもちまして初回無料終了とさせていただきます。

(H23/11/25)

GAR研修会 【岐阜市の接骨院、腰痛・むち打ち・交通事故はヤマモト整骨院】

カテゴリ: 学び

 岐阜アスレティックリハビリテーション研究会(GAR)の研修会に参加してまいりました。

ドーピングに関しては、日本の中では意図的に行ったものはほとんど無く、いわゆる「うっかりドーピング」といった知らずに違反をしてしまっていたというものがほとんどで、それに対する日頃からの注意と対策が必要。
 一般的に注意をする要する薬は
・禁止物質であるエフェドリンなどが含まれる市販の風邪薬や胃腸薬。
・麻黄が含まれる漢方薬(葛根湯)など
・毛生え薬・強精剤、テストステロン(男性ホルモン)が含まれる。
・海外のサプリメント。
・点滴注射

 など。

 特に海外のサプリメントにおいては、禁止物質が入っていないとうたってあっても、知らずに混入してしまっている場合もある(製造過程での精度に問題?)ので注意が必要。

 酸素カプセルについては、2009年まではグレーであったが、2010年より完全にシロとなる。

 第二部の救急法においては、三角巾を使用した固定法と、1名・2名・6名での搬送法を学びました。
三角巾は古典的ともいえる方法であるが、色々な用途に使用でき活用法を知っておくととても便利なものでもあります。現在では日常使用することも少なくなってきており忘れてしまっていることも多くあり、あらためて勉強になりました。
搬送法も講師の先生が闊達に指導頂き、楽しく学ぶことができました。

 【岐阜市の接骨院、首・肩・腰の痛み、野球肘・肩、むち打ち、交通事故治療、酸素カプセルはヤマモト整骨院へ】

高校野球

カテゴリ: 野球

 高校球児達の最後の集大成である夏の大会が始まりました。

 昨日、OBとして我が母校の試合の観戦に行ってまいりました。

 我が母校野球部は一昨年まで過去最高ベスト8止まりで決して野球の強い高校ではありませんでした。ましてや我々の時代は一回戦負けが当たり前で、我々とあたると対戦校は喜んだものです(涙)

 しかし、近年は徐々に力をつけ、そこそこの成績を残してくれるようになりました。が、まだまだ強いというイメージには遠い感がありました。しかし、昨年度からは秋の大会でも、もう一息で東海大会出場。東海大会出場すれば、あわよくば21世紀枠で甲子園!なんてことも夢ではないような程の成績でした。

(写真はイメージ)
 そして、春の大会では県大会3位。これももう一息で東海大会出場。そして最後に敗れた相手はなんと愛知県の強豪を打破し優勝。夢の甲子園も全く夢という状況ではなくなってきました。

 そんな中、夏の大会では第一シードに選ばれ、2回戦は無事突破し、過去に甲子園出場経験もある強豪校との対戦となりました。試合は一進一退を繰り返し、死闘を繰り広げ延長15回までいきました。最後には力尽きサヨナラ負けとなってしまいましたが、県内屈指の好投手も擁し、尚且つそれだけでなくディフェンスもしっかりとしていて非常に引き締まった好ゲームでした。感動を与えてくれました。同じ日に“なでしこジャパン”がW杯世界一という快挙を成し遂げ日本に感動を与えましたが、私にとってはその比ではありませんでした。と同時にもっと上位まで狙えるチームであっただけに本当に残念でもありました。よく試合の後に「後悔してません」というコメントがありますが、本心とは思えません。悔しいに決まってます(自分自身も25年前の最後の打席をいまだに悔やんでいます)。選手達にはこれをバネに次のステップに上がっていって欲しいと思います。

 練習風景を見させていただく機会もありましたが、限られた時間の中でものすごく効率の良い練習をしていて驚愕でした。まさに甲子園を目指す強豪校のようでした。指導される先生方の指導力がうかがい知れ、自分もこんな環境の中でやりたかったな~とつくづく思いました。一応周りからは進学校と呼ばれる中{私は残念ながら学業も野球も落ちこぼれでした(涙)}で、野球と学業を両立させたい人にはお薦めです。

 

(写真はイメージ)
 私自身も高校時代の野球部の楽しい思い出でさらに野球が好きになり、40歳過ぎても野球に関わっています。
野球がしたい!!でも勉強もしなくっちゃ!っていう人、こういった高校に入り夢の甲子園を目指すのも、とても良い思い出になりますよ!

JATAC

カテゴリ: 学び

 第16回 NPO法人 JATAC(ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会) 全国活動報告会 2011滋賀大会
に行ってまいりました。

 特別講演 : 「下腿・足部のスポーツ外傷とその対策」  大久保 衛先生(びわこ成蹊スポーツ大学教授 副学長)
においては、シンスプリント(過労性骨膜炎)、脛骨疲労骨折(疾走型、跳躍型)のお話が興味深く、特に跳躍型脛骨疲労骨折については、問題点として、①症状は必ずしも強くない ②保存的治療には長期を要する ③完全骨折のリスクが大きい、等あり、教科書的には6~12ヶ月で復帰、であるが、実際には無理であるとのこと。
シンスプリントは後脛骨筋付着部における過牽引による骨膜炎とされることが多かったが、膝90゜屈曲位で、足関節背屈少ない人が多くなることから、ひらめ筋の問題であるとのこと。

 ワークショップ : 「ロルフィング : 筋膜へのアプローチによる疼痛改善と可動域改善ーMLB・NFLでのAT経験からみたアスリートへの対応ー」 NATA-ATC RISI 公認ロルファー : 佐藤 博紀先生(H.S.R.ROLFING)
においては、個々の筋肉は一つずつ名前が付いていて、別物のように捕らえがちであるが、実際は筋膜で繫がっていて分離して考えるのではなく、全身的に考えなければならない。上・下、浅・深層でも考える。
ロルフィング・アナトミートレインなど。
非常に繊細な分析とアプローチ法であるため、実技時間が設けられていたものの、皆、少しでも吸収しようと佐藤先生のデモにクギ付けであった。

御協力お願い致します。

カテゴリ: 野球

 「東北復興野球交流試合・野球教室案内」が届きました。
もし、支援金御協力頂ける方ございましたら、よろしくお願い致します。
私は7/27位までに送る予定です。
文中、個人情報は割愛させて頂きました。

 以下

東北復興野球交流試合・教室

key word:野球の力で未来を拓く
未曾有の震災によりより多くの地域でたくさんの人達の命が奪われました。今もなお、行方のわからない人を待つ家族、家を失ったり放射能被害により避難生活を余儀なくされている方々にとって、まだまだ復興への道のりは長く険しい状況であります。一方で復興に向けて懸命に活動を続けている人達もいます。厳しく苦しい状況の中でもそれぞれの人達がそれぞれの立場で復興に向けて力を振り絞って頑張っております。このような状況の中で、野球の力で東北の人達に少しでも元気になってもらえることを願い、この度日本を代表するアマチュアチームが東北に集結し、交流試合及び野球教室を企画いたしました。尚、このプロジェクトは震災復興のために行うものですが、これを機に東北の野球発展につなげられればと思います。野球の底力で復興への希望の道が少しでも開けるよう皆様の力を結集したいと存じますので、ご協力よろしくお願い申し上げます。
・理念
1)目的
「人が集まることで気運を高め、野球を通じて心をつなぐ」
①野球を通じて東北の復興に貢献し、地域間連携の礎をつくる。
②レベルの高い野球を見て触れることで、東北の野球の競技力向上に貢献する。
2)目標(成果の定義)
①被災地の野球選手や関係者が交流試合の観戦に集う:一球場300人
②福島・宮城・岩手の選手・関係者と参加チームのスタッフ・選手らの交流:今後の支援及び東北の野球振興につなぐ
③地元への経済的効果:参加チームの宿泊、飲食など
3)活動の軸
・オープン戦として交流試合を行い、その延長線上に野球教室・ボランティア活動を実施。
①交流試合:社会人・大学の試合
②野球教室(交流会):交流試合を行う関東のチームの選手から地元の中・高校生に指導
③懇親会:交流試合参加チームと地元チームの指導者の交流、8/4(木)19時仙台駅周辺
④ボランティア:参加チームが被災地にて実施。
⑤被災チームへの支援:支援金及び野球道具の寄付
4)運営母体
主催:東北復興交流試合実行委員会
協力:日本野球連盟東北地区
   体協、スポーツ振興課、新聞社などに打診中
発起人:金沢成奉(前光星学院監督)、藤木豊(前八戸大監督)、能勢康史(プロサーブ)
事務局:株式会社ヘキサ(藤木豊社長)
・交流試合+野球教室の概要
1)参加チーム
①JX-ENEOS(神奈川第1代表):都市対抗優勝9回(最多)・出場48回の名門
②JR東日本(東京第一代表):エースの十亀投手は今年のドラフト上位候補
③セガサミー(東京第三代表):都市対抗出場4回
④東洋大学(東都大学):大学選手権優勝、エースの藤岡投手は今年のドラフト上位候補
⑤JR東日本東北(仙台市):都市対抗出場22回
⑥七十七銀行(仙台市):都市対抗出場7回
⑦TDK(秋田県仁賀保市):都市対抗出場12回、2006年東北で初めて都市対抗優勝
⑧日本製紙石巻(石巻市):昨年都市対抗に初出場
⑨東北福祉大学(仙台市):大学選手権優勝2回、大学選手権出場28回
⑩東日本国際大学(いわき市):大学選手権出場7回
2)対戦カード
*仙台市民・福祉・花巻の球場は確定だが、宮城広瀬・利府は球場変更の可能性あり。来場の際は「野球共育塾」のHP(7/25に球場確定し掲載)を確認下さいり
    仙台市民   福祉    宮城広瀬      利府        花巻
3日               ★日本製紙×JX             ★TDK×JR東日本
4日AM★TDK×セガ 七十七×JR東日本       JR東北×JX
    PM             福祉×JR東日本                東日本国際×JX
5日AM JR東北×セガ 福祉×東洋  東日本国際×TDK
    PM 七十七×JX
6日               福祉×JX           JR東北×東洋
3)試合の概要
①スタンドは無料で開放し入場料は徴収しない。運営費は大会参加チーム及び事前に集める支援金でまかなう。
②試合前後にセレモニーを行う。試合開始前に関東のチームより挨拶、試合後に東北チームより挨拶。支援金などを試合終了後に被災地のチームに渡す。
③試合開始時刻は8月3~5日は10時を基本とする。8月6日は9時、8月4日花巻は12時00分試合開始とする。
④1日2試合の場合は1試合目終了40分後の試合開始とする。ダブルヘッターの場合は試合終了1時間とする。
⑤★のカードは試合終了後に野球教室を行う。試合終了後に関東のチームが東北の選手に行う。選手と一緒にプレーする場をつくり共に活動することを基本とする。
4)球場案内
・各球場ともスタンド、駐車場あり
①仙台市民球場(人工芝)仙台市宮城野区新田東4-1-1 022-231-1221
 JR仙石線小鶴新田駅徒歩7分
②利府球場 宮城郡利府町青山1-2-4 022-356-0461 JR東北本線利府駅徒歩30分
③東北福祉大学球場 仙台市青葉区国見ケ丘7-149 022-279-8911
 JR仙山線東北福祉大前駅徒歩30分、JR仙台駅前よりバスあり(15番乗り場)
④宮城広瀬球場 仙台市青葉区愛子松原39-1 022-392-5340 JR仙山線愛子駅徒歩10分
⑤花巻球場 岩手県花巻市松園町613-1 0198-23-6150 JR東北本線花巻駅徒歩25分
5)大会運営連絡先
能勢康史 〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
金沢成奉 〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
・支援金のお願い
 大会開催のための運営費(球場使用料など)や被災地のチームへの支援金をお願いしたいです。支援金は被災地のチームに、支援金を集めた組織名が分かるよう(メッセージなどと一緒に)試合会場で直接お渡します。支援金を渡すだけで終わるのではなく、その後つながりができ共に進んでいく機会になればと思います。東北のために何かをしたいという方は是非ともご協力下さい。
①組織で集めて頂きたい(個人でも可ですが):皆さんの所属する組織でお仲間に呼びかけ輪を広げ、野球を通じて多くの方々が全国各地で応援しているということを被災地の方々に伝えたいからです。
②メッセージ:被災者の方々へのメッセージを能勢(ssobs@mbr.nifty.com)にお願いします。こちらも組織名とその代表者名でお願いしたいです。現地に行くことができなくても、メッセージをお渡しすることで心をつなぐことができます。
③振込先:〇〇銀行 〇〇支店(店番号〇〇)
     口座番号:普通〇〇〇〇〇〇 口座名義:野球共育塾 代表 能勢康史
④〆切:7月29日(金)、交流試合に行かれる方は直接被災チームにお渡し下さい。
★振込後に「振込済」の旨をメッセージと一緒に能勢(ssobs@mbr.nifty.com)に連絡をお願いします。振込人の口座名義と組織名を必ずお書き下さい。
 以上です。

腰椎分離症(成長期疲労骨折)② 【腰の痛みにはLPSTプログラム】

カテゴリ: 腰椎分離症

 昨日までなんら元気で、多少腰が痛いと言っていた程度の子供が、病院で「疲労骨折ですね」といわれると親御さんは大変驚かれます。

 一般的には骨折というと耐え難い痛みがあると思われがちですが、腰椎分離症の場合、椎弓といって、さほど体重のかからない場所で発症する為、初期には思った程の痛みを出しません。強い痛みが出現してくるのは、疲労骨折状態が進行して偽関節状態になってくるときです。ゆえに骨が折れているといわれてもにわかには信じられないようです。

 しかし、骨折というとやはり大事ですよね。にもかかわらず問題を複雑化させているのは、分離症が完成されてしまうと、さほど痛みを生じなくなってしまうことも多いからです。要するに日常生活になんら不自由を感じないことも多く、また、スポーツ自体も不自由なく出来ることも多いからです。

 以前は大人になってから別件でレントゲンを取った際、たまたま見つかったということも多く腰椎分離症だからといって、さほど重要視されていませんでした。なので、医師によってもたとえ疲労骨折状態のときに見つけることができたにしても、必ずしもひっつく(癒合する)とはいえないものに、最も活動的な時期である子供に数ヶ月間もの完全な運動制限をかけることに否定的な先生もみえるようです。

 ある意味では治療をする必要がないと捉える訳ですから、レントゲンのみでわざわざ高価なMRIを撮る必要性もありません(医療費の無駄につながる)。
そうすると、一方の病院では「異常なし」といわれ、一方の病院では「骨折です」といわれることになります。親御さんも迷ってしまいます。そして本人の子供もスポーツができないほど痛くないし、ちょうどスポーツが楽しくなってきた所です。そして、分離症になってしまっても多少のリスクは負うにしても必ずしも痛みを出すとは限りません。どうしたら良いのでしょう?

 MRIで初期の初期(T2強調で椎弓根部に白く高輝度像)に発見できた場合は、頑強なコルセットをして完全に運動制限(学校の体育の授業も休止)をすることで、高率に癒合する可能性があるといわれています。運動制限の期間は3~6ヶ月、それ以上になることもあるようです。
さあ、癒合を目指すべきか?または子供の精神衛生上のことを考え痛みをコントロールしながらスポーツを楽しむべきか?
早期に発見できず分離症が形成されてしまった場合は、もう癒合は不可能なので上手に付き合っていくより他ありません。ある意味では開き直れます。

 しかし、ここで留意すべき点がもう一つあります。中には分離症から「辷り症」といった腰椎が前にずれてしまう病態へ進行することもあるからです。

 次回は治療方針を決める一つの指針となりうる「辷り症」についてと、分離症(腰椎疲労骨折)の発生要因について考えたいと思います。

 {腰椎分離症(成長期疲労骨折)には、インナーマッスルを鍛えるLPSTプログラム(腰椎・骨盤安定化運動療法)!!}

野球づけ 【慢性腰痛にはLPSTプログラム】

カテゴリ: 野球肩 野球肘

 昨日は、雨での練習中止を利用して、子供達の野球肘のチェックを行いました。

 午後は、たまたまいただいたチケットで名古屋ドームに行きました。

 マー君いました。

腰椎分離症(成長期疲労骨折)① 【腰の痛みにはLPSTプログラム】

カテゴリ: 腰椎分離症

 最近、腰椎分離症が注目されています。腰椎分離症自体は元々古くから認識されている病態ですが、その原因が発育期の腰椎の疲労骨折だとはっきりと分かってきました。また、最近のMRIなどの高度検査機器の普及によって、早期の発見が可能になり分離症に至らず癒合させることも可能になってきました。

 腰椎分離症(成長期腰椎疲労骨折)にはLPSTプログラムが有効と思われます。これから数回に分けて腰椎分離症(成長期腰椎疲労骨折)についてお話していきたいと思います。
 腰椎分離症(成長期疲労骨折)

 腰椎分離症とは腰椎の椎弓部分が分離してしまったものです。成長期のスポーツ選手に生じることが多く、スポーツ中に受ける力学的ストレスによって、疲労骨折が生じて分離するといわれています。

 成長時期に生じたものが発見されずに、大人になってから分かることも多々あります。
 18歳以下の腰痛の30~40%を占めるといわれています。成長期に子供が腰痛を訴えたら、まずこれを疑わなければなりません。

 疲労骨折とは、一種の金属疲労のようなものです。骨の内部から徐々に金属疲労が起こり、最終的には完全に折れてしまいます。折れて分離してしまった状態が腰椎分離症です。

 完全に分離症が完成されてしまったら、骨の癒合は期待できません。しかし金属疲労状態の早期に発見することができれば、癒合を期待することができます。では早期に発見するにはどうしたらよいか?通常レントゲン上では、完全に分離症になるまで分かりません。疲労骨折が起こってきている分離症の初期に発見するには、CT及びMRIが有用といわれています。レントゲンに写らない初期の段階で、MRI上、疲労骨折に特徴的な輝度変化が発見できます。

 しかし、ここで問題になってくることがあります。一つには疲労骨折ゆえ、癒合させるには完全に運動を休止させる必要が生じてくるということ、またもう一つは診察される整形外科医師の先生方によっても、この腰椎分離症(成長期疲労骨折)についての捉え方、考え方(治療方針)に違いがあるということです。

 次回へ。

 {腰椎分離症(成長期疲労骨折)には、LPSTプログラム(腰椎・骨盤安定化運動療法)!!}

LPST(腰椎・骨盤安定化)プログラムの紹介

カテゴリ: LPST(腰椎・骨盤安定化)プログラム

LPSTプログラムのご紹介
(腰椎骨盤安定化運動療法)
 

初めに、去る3月11日に発生いたしました東北地方太平洋沖震災により、被害にあわれた全ての方々にお見舞いを申し上げるとともに、亡くなられた多くの方々に哀悼の意を捧げ、ご冥福をお祈りいたします。
 
 さて、まだまだ痛ましい災害の爪痕を残す中ではございますが、この度、ヤマモト整骨院では、より根本的な腰痛の改善を目指してLPSTプログラムをご紹介させていただきます。皆様の健康にお役立ていただけたら幸いに存じます。
 
腰痛の解消・予防には腰・骨盤周りの筋肉をつけること、鍛えることがとても重要であるのは皆様ご存知であろうかと思います。そして腰の筋肉を鍛えるといわれるとまず腹筋・背筋を思い浮かべるのではないでしょうか?
しかし最近になって信頼のおける研究機関により、腰痛を解消・予防するには従来いわれていたような腹筋・背筋ではなく、もっと深部にある背骨を安定させる筋肉(インナーマッスル・別名ローカル筋)をつけなければ腰痛の解消・予防にはつながらないことが分かってきています。また、従来の腹筋・背筋ばかり鍛えていても、かえって悪化させてしまうこともあるといわれています。
 
しかし、残念なことにそれらの深部の筋肉(インナーマッスル・ローカル筋)は通常のトレーニングでは鍛えることが非常に困難といわれています。
LPSTプログラムでは、その困難といわれている深部筋(インナーマッスル・ローカル筋)をターゲットにした運動療法になります。是非、腰痛の解消・予防と共に、腰が痛くなりにくい身体づくりを目指してご活用ください。健康保険外の施術となってしまいますが、今までとはまた違った身体の感覚を得る事が出来ると思います。
 
最終的には、痛みをとるという治療もさることながら、痛くならない様にするという予防医学が重要となってきます。健康の獲得・維持には運動療法は必要不可欠と考えられ、ヤマモト整骨院では今後、運動療法を積極的に取り入れてまいります。
 
なお、LPSTプログラムは通常診療(一般診療)時間においての完全予約制となりますので、事前にお電話にて御予約して頂きますようお願いいたします。またご不明な点等ございましたら、遠慮なくお問い合わせ下さい。
 
五月吉日
ヤマモト整骨院
山本幸治


 【岐阜市の接骨院、首・肩・腰の痛み、野球肘・肩、むち打ち、交通事故治療、酸素カプセルはヤマモト整骨院へ】

月別アーカイブ

受付・施術時間 (予約制)

 
午前 --
午後 --

午前9:00~12:00
午後4:00~8:00
(土曜、日曜午後は7:00まで)
祝祭日施術有り。
(大型連休を除く)

休院日
水曜・日曜

*急患の場合はこの限りではありません。お電話して下さい。

所在地

〒502-0909
岐阜県岐阜市
白菊町5-10
駐車場あり

058-297-1779

お問合せ

PageTop