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超音波骨折療法 【岐阜市の接骨院、腰痛・むち打ち・交通事故はヤマモト整骨院】

カテゴリ: 超音波骨折療法(LIPUS)

 その骨折!早く治したいですか?

骨折の従来の治療法は、折れた骨を固定してひっつくのをただひたすら待つというのが一般的でした。もちろん今現在もそれに変わりはありませんが、ただ待っているだけでなく、積極的に物理的な刺激を加え、骨折の癒合を早めようとする治療法もあります。

 外部から、ある一定周波数の特殊な超音波を照射することによって、患部にカルシウムの集積をおこし、骨が早くひっつくといわれています。

 それらはLIPUS(低出力パルス超音波)と呼ばれ、現在、医療用物理療法機器としてセーフス(帝人)、オステオトロン(伊藤超短波)の2機種が認可をうけています。どちらも性能としては同様のもので、当院においてはオステオトロンⅣを使用しております。

 

 

 オステオトロンⅣによる超音波骨折療法の特徴

 1) 新鮮骨折(通常骨折)の治療期間を約40%短縮させる効果がある
2) 難治性骨折に対しても約90%の高い治癒成功率を発揮
3) 早期適用により骨折の難治化防止が可能
4) 1日1回20分間の短時間治療、かつ簡便な操作
5) 低出力超音波による安全性の確保

 超音波骨折療法は先進医療*)として認められています。

 *)先進医療とは、新しい医療技術の出現や医療に対するニーズの多様化に対応して、先進的な医療技術と一般の保険診療の調整を図る制度です。保険診療と併用して、特別料金(先進医療に係わる費用)を患者様にご負担いただくことにより、高度の先進医療を提供するものです。

 また、骨折に限らず軟部組織(筋・腱・靭帯等)の損傷に対しても有効であるという報告も多数あります。ご興味のある方はお気軽にご相談下さい。

 しかし、これらのLIPUS(低出力パルス超音波)使用にあたっては、見逃されやすいひとつの注意点もあります。超音波の特性上、正確に損傷部位に照射しないと有効性は低いということです。小さな骨折などでは外部からは部位を正確に特定し辛い場合も多々あります。当院ではエコーにより損傷部位をモニターし正確に照射いたします。

 注: 接骨院においての骨折に対しての施術は医師の同意が必要です。超音波骨折療法を希望の方は超音波療法を行っても良いか担当の医師にご相談の上来院下さい(骨折以外のものに対しては医師の同意は必要ございません)

 【岐阜市の接骨院、首・肩・腰の痛み、野球肘・肩、むち打ち、交通事故治療、酸素カプセルはヤマモト整骨院へ】

ミラーニューロン 【岐阜市の接骨院、腰痛・むち打ち・交通事故はヤマモト整骨院】

カテゴリ: お役立ち情報

 お役立ち情報

 「なるほど」と思った事があったので紹介致します。

 以下<ほすぴ 第121号 日本成人病予防協会発行>の抜粋です。

 テレビを観ていて、主人公に共感して、一緒に喜んだり、憤ったり、涙したりしたことがある方も多いのではないでしょうか。このような「共感の気持ちは、私たちが社会生活を営む中で、人間関係を円滑にし、コミュニケーションの上でも必要不可欠です。

 共感とは、相手の立場に立って想像力を働かせ、相手の心を理解しようとすることです。この共感に関係しているのが、大脳皮質の前頭葉で見つかった「ミラーニューロン」という場所です。これは、次のようなまったくの偶然から見つかりました。

 イタリアの神経生理学者ジャコモ・リゾラッティらは、脳の研究でサルの頭に電極を設置して、実験をしていました。ある時、サルから離れたところに置いてあったエサをスタッフの一人がつかむと、突然サルの脳が活性化信号を出しました。スタッフは「サルもエサをつかんだのだろうか」とサルを見てみましたが、サルは手も口も動かさず、じっとスタッフを見ているだけです。もう一度同じ動作をしてみると、サルの脳は再び活性化信号を出しました。サルは手を伸ばさず、口も動かしていません。サルはスタッフがエサをつかむのを見ているだけなのに、サルの脳はサル自身がエサをつかんだ時と同じ反応を示したのです。さらに詳しい実験から、サルの脳には相手の行動を映すような神経細胞があることが分かりました。自分は何もしなくても相手が何かをするのを見ていれば、相手が行動した時に活発化する脳の部分と同じ部分が自分の脳でも活発化するのです。この神経細胞のことをミラーニューロン(鏡のような神経細胞)と名付けました。その後、ミラーニューロンは人間にも存在することが分かってきたのです。

 例えば、子供がバレエの練習をしているとします。踊っている先生を一生懸命見ていると、その子供の脳の中では先生の脳の活動している部分と同じ部分が働きます。上手な先生の手の動き、体の動きを観察していると、その先生の脳が活動しているように子供の脳が活性化されるのです。剣道などでも見取り稽古といい、高段者の体の動きを良く観察するよう勧めます。また、痛みを感じた時に活性化する脳の部分は、痛そうにしている人を見た時でも、実際に痛みを感じている人と同じ部分が活性化して、痛みに共感することができます。このように、ミラーニューロンは他者との感情の共有、つまり共感することにも役立っているのです。

 ミラーニューロンの働きはまだ完全には解明されていませんが、多くの経験をしてミラーニューロンを活性化させれば、他者への理解が深まり、人としての幅が広がる可能性を秘めています。

 以上

 よく、昔「see」ではなく「watch」だといわれたものです。上手な人の動きを見ることも動作獲得の上でとても大切なことですね。

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少年野球 【岐阜市の接骨院、腰痛・むち打ち・交通事故はヤマモト整骨院】

カテゴリ: 野球

 野球もシーズンインし、最近では毎週のように少年野球に行っております。

 (写真はイメージです)

 東北の大震災が未だに禍根を残し、同年代の子供達も多くの悲惨な被害を受け少年団どころではない中、野球ができる幸せをあらためて感じると共に、ある時には何も気に留める事無くダラダラとやっている子供達に一人腹を立てながらやっている自分がいました。

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肘内障(小児の肘ぬけ) 【岐阜市の接骨院、腰痛・むち打ち・交通事故はヤマモト整骨院】

カテゴリ: 肘内障

 お役立ち情報

 <肘内障>

 2~8歳の子供に好発します。

 子供が転びそうになった時、腕を引っ張った時などに前腕の2本ある骨のうちの橈骨と呼ばれる骨の頭部が靭帯より抜け出た状態になります。子供は急に腕を使わなくなり様子がおかしい為に母親が気付きます。痛みを伴わない場合も多く、腕を動かさない為に肩が脱臼したと勘違いされる方も多く見受けられます。

 通常いちどの整復で完治しますが、7~8歳位までの骨が未熟なうちは一度抜けると二度三度と起こす場合もありますが、後遺症も無く骨が出来上がれば起こさなくなります。

 寝返りを打った際、もしくはソファーとか高所から落ちた際にも頻発しますが患部に腫れが有った場合は骨折している場合もありますので注意が必要です。

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岐阜人工関節フォーラム 【岐阜市の接骨院、腰痛・むち打ち・交通事故はヤマモト整骨院】

カテゴリ: 学び

 第35回 岐阜人工関節フォーラム に行って参りました。

整形外科医の先生方に混じってPT及び看護士の方々の発表もございましたが、術後のリハに対して質問が相次ぎ、Drも術後のリハビリテーションの重要性と難しさを感じられておるのだと再認識致しました。
 出席する度、自らの勉強不足を痛感致します。

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野球共育塾 【岐阜市の接骨院、腰痛・むち打ち・交通事故はヤマモト整骨院】

カテゴリ: 学び

 野球共育塾に参加して来ました。
野球共育塾とは、プロ野球界など現場と医療界に幅広い人脈を持つ能勢康史氏が主宰する学びの場で、現場と医療のネットワークを作り、野球選手の活動環境の向上を目指し立場の違う方が集い次世代を担う人づくりをする活動です。

 日本全国色々な地域で野球肘検診をしたり、勉強会であったりが行われています。

 今回は

 ・「野球障害の見方と対応ーメカニズムからアプローチを考える」  宮下浩二先生

 ・「投球・打撃動作の基本ー感覚と関節運動をつなぐ」  能勢康史氏

 ・「打力向上のための練習法ー良い選手の共通点と心構え」  湯浅貴博氏

 宮下浩二先生は中日ドラゴンズのトレーナーを経て、現在は中部大学 理学療法学科准教授で理学療法士であられる先生です。

フットプラント時のテイクバックの位置による肘下がり、身体の開き、肘の突き出し、腕のコネ等、障害が発生しやすい投球動作。
 
また、それらを引き起こすのは、それ以前の動作に問題が有る事も多く、それだけを見ていても解決に繋がらない。足関節の捻挫の既往が肩の痛みの原因になっている事もある。
 
肩甲骨と胸郭の動き。
骨盤と股関節。
小指球。
 
バッティングにおいては、
軸と足部機能。
軸足の外反、膝の割れ、股関節の収まり、骨盤の後傾など。とても勉強になりました。

 

 

能勢康史先生は、プロサーブ代表、コンディショニングコーチ。チーム、医療機関で活躍されています。
野球動作の基本およびその見方とトレーニングの仕方。
 
四股の動きを中心に股関節が入る感覚、骨盤の前傾。
 
フォームの見方。
1全体をみる。
2三次元でみる。
3タイミングをみる。
4バランスをみる。
5いつもとの違いをみる。
 
投球動作時の軸足型およびステップ足型、それにより指導の仕方、フォームチェックの仕方も変わってくる。
 

 

 

湯浅氏は都市対抗でも活躍され、現在は王子製紙でコーチをしてみえる打撃を極めた方です。
 
ご自身の経験をもとにバッティングを中心にお話を頂きました。
一流の選手ともなると、影で努力をされ身体の使い方や感覚を深く突き詰めて非常に多くの事を考えてやっておられる事を感じました。
今度は指導者として、どの様にそれを次世代に伝えて行くのか、バッティングの構造化を試みているとのこと。
 
 
 
 

印象に残ったのは、どの方々も感覚を大事にされている事。特に現場の一流選手は感覚で行っている。それを分かって指導しないと一つの型にはめて語る事は出来ない。投球フォームの指導の際、現場にいない医療には、そこに限界が生じてしまう。また、現場からは、医療関係(スポーツドクター、PT、柔整、トレーナー等)の方々が、投球フォームのバイオメカニクスなど、これだけ勉強、研究されている事に驚いておられました。
 
良い指導者、トレーナーは絶えず観察して、あれこれ言い過ぎない事、選手が助けを求めてきた時に的確なアドバイスができる事。
 
勉強になりました。
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JSBM 【岐阜市の接骨院、腰痛・むち打ち・交通事故はヤマモト整骨院】

カテゴリ: 日本超音波骨軟組織学会(JSBM)

 2/2(日) 日本超音波骨軟組織学会(JSBM)に出席してまいりました。

 【基調講演】
「身体のバネー現象論と解剖学的所在」  川上泰雄 早稲田大学スポーツ科学学術院 教授
「整形外科の臨床現場で役立つ画像診断」  長尾秋彦 クロス病院整形外科 部長

 力を発揮する際、筋腱複合体における現象論、腱は軟らかい方が良いのか、硬い方がバネ効果を発揮するのか?

特にアキレス腱部(下腿三頭筋)において足関節伸展力は筋肉の伸び縮みが大きいほどパワー(床反力)が強いのかと思っていましたが、そうではなくトップアスリートにおいては腱の伸び縮みが大きく、その際、筋自体はアイソメトリック(等張性)に収縮し、コンセントリック(短縮性)にはあまり収縮しない、すなわち筋が硬くなり筋腱複合体として、腱の張力(大きな伸び縮み)を引き出すことによりパワーが発揮される、それがいわゆる「バネ」であるとの事でした。

 しかし腱は柔らかい事が良いわけでなく、スプリンターは固い腱を持つ。軟らかい腱ではバネ効果が発揮されません。競技直前のスタティック(静的)ストレッチの是非にも関連しそうです。

 このバネを生かすトレーニングの仕方(方法)に工夫が必要になってきます。

 大変興味深く、まさに貴重な講演を拝聴できました。

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エコー 【岐阜市の接骨院、腰痛・むち打ち・交通事故はヤマモト整骨院】

カテゴリ: 野球肩 野球肘

 某高校硬式野球部にエコー観察に行きました。

 目的は将来ある子供達の野球が出来なくなってしまう様な重篤な障害を早期に発見出来るものなら発見し、然るべき専門医への受診を促す事と数年間にかけて継続的に行いその時代時代による変化と経年的変化を調査する事です。

 

 高校生を見てきて思う事は、身体、特に骨・靭帯が結構傷んでいるという事を感じます。しかしそれは強豪高だから傷んでいるというのではなく、小・中学生時期に酷使しての遺残がほとんどです。逆に強豪高であればあるほど監督以下、指導者の先生方も大変な知識を持っておられ選手達の身体を大切にしてみえることを感じます。

 小・中学生時期に酷使するあまり、一番バリバリ出来る高校生時期に満足な練習が出来ない選手達が沢山います。

 小・中学生時期に酷使していない選手ほど、伸びしろがあるような気がすると仰っていたのが印象的でした。

 小・中学生時期のあり方をその子の将来の為にかんがえなければならないとあらためて感じさせられた一日でした。

 検診などと呼べるような立派なものではありませんが、ご依頼があればお互い都合が合えばお伺い致します。特に小・中学生に必要性を感じます。

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投球障害 【岐阜市の接骨院、腰痛・むち打ち・交通事故はヤマモト整骨院】

カテゴリ: 学び

 h23/02/05 岐阜アスレティックリハビリテーション研究会(GAR)主催の
第9回 アスレティックリハビリテーションフォーラム 出席してきました。

 スポーツ肩障害の病態の捉え方をテーマに松波総合病院 整形外科 医師 福田雅先生、中部学院大学リハビリテーション学部 理学療法士であられる 鵜飼建志先生の講演を拝聴してまいりました。

 

 現在は投球障害に対する治療の主体は運動療法を中心とした保存療法であり、その際に運動連鎖を意識した全身へのアプローチが重要(福田雅医師)。

 対して、鵜飼建志PTは投球障害肩の主症状は肩の疼痛であり、局所へのアプローチも非常に大切である。疼痛(投球時痛)さえとれれば器質的障害が治っていなくても競技復帰は可能であるという一見相対する意見のように思える主張も結局は同意であり、局所(肩)だけを診ていてもだめだし、全身を診ても局所がおざなりになってもいけないということだと感じました。

 極端な話、足底板(インソール)一つ入れるだけで運動連鎖により肩の機能が変わったり、足底腱膜をストレッチする事だけで身体が柔らかくなったり、またアクセラレーション期・リリース期・フォロースルー期に肩・肘に負荷がかかることは共通認識ですが、それ以前のトップまでもってくるテイクバック・コッキング期がその後の無理の無い運動連鎖に非常に大切であるというお話を実技をおりまぜ、投球フォームの連続写真による解説は非常に解かり易く、あっという間の3時間でした。

 投球フォームに関しても色々な流派?(考え方)がありますが、どれも一理あり今回も大変勉強になることでした。
日々の日常診療と微力ながら子供達の指導に役立てて行きたいと思います。

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フォーラム 【岐阜市の接骨院、腰痛・むち打ち・交通事故はヤマモト整骨院】

カテゴリ: 学び

 整形外科疾患の症状に潜んでいる認知症

 おくむらクリニック  奥村 歩先生

・アルツハイマー型認知症
・レビー小体型認知症
・特発性正常圧水頭症

 特にレビー小体型認知症がパーキンソン病と病態がオーバーラップし意外と多く見受けられるが、確定診断が難しいとの事。
リアルな幻視があれば確定的、特徴的な日内リズムをつかむ事が大切との事。
また、トランキライザーで悪化がみられることが多く、薬剤の見直しをする必要性もある事を強調されていました。

 アルツハイマー型認知症はクロックドローイングテスト・シリアルセブンなどで比較的容易に診断がつくとの事。

 セロトニン等脳内物質分泌低下により痛みのThresholdが下がり不定愁訴になる、歩行障害等で来院される方の中には上記疾患が潜んでいることも多い。

 途中からの聴講でしたが、とても興味深く勉強になる内容でした。

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